いつも壱岐・対馬フェリーをご愛顧戴き誠に有難うございます。
弊社は、日本が近代化へ突き進んだ明治40年（1907）、台湾で煉瓦の製造販売をはじめました。その後、自社で商品の運搬を営むため「帆船」「機帆船」を調達し、海上輸送へ業容を形成していきました。昭和15年（1940）に造船所を建設、昭和23年（1948）に大川海運を設立し本格的に海運業をスタートしました。その後、昭和63年（1988）、営業拠点を大川から福岡市那の津に移転、そして平成18年（2006）、称号を壱岐・対馬フェリー株式会社に変更し現在に至ります。

幕末を経て日本近代化の黎明期を迎え、世界図の変遷、富国の時代の波にのり、壱岐・対馬フェリー株式会社は、114年の歴史の中、社員一同、矜持をもって歩んで参りました。

弊社の使命（羅針盤）は、離島に住む地域の皆さまの生活を当たり前に守ることです。
私たちは、壱岐、対馬で暮らす方々へ、食料、衣類、雑貨等の生活物資はもとより、燃料、医薬品、建設資材等のインフラ物資を、日々安全に送り届ける「エッセンシャルワーカー」であると自負しております。
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下においても、シームレスに地域の「生活」「保健」「安心」を維持して参りました。

これからも私たちは高い意識をもって「安全」「安心」「安定」を守り、お客様に信頼され愛され続ける企業を目指し、社員一同、日々精進して参る所存であります。


何卒、宜しくお願い申し上げます。

令和3年7月
　　　　　　 壱岐・対馬フェリー株式会社
代表取締役社長　松尾 慶太